年度初めに受験を実施することで、各生徒の習熟度の把握に役立っています

大阪府 大阪電気通信大学高等学校
工学科 吉田雅江教諭

「プログラミング能力検定」の導入を決められた理由を教えてください。

本校は生徒の資格取得を支援しており、Pythonの習熟度を測り、学習意欲の向上につながるものとしてプロ検が効果的と考えました。対策講座もあるので、やりたいと思った生徒が学びたいときに独学で好きなだけ学習を進められるのも有意義です。本年度は工学科は2年生が全員受験し、普通科は希望者のみが受験しました。全員受験をきっかけにさらに意欲のある生徒に対して毎月検定を実施できるのもメリットです。

実際に取り組んでみて、いかがでしたでしょうか。

工学科は2年次から、工学理数・ロボット機械・IoT情報通信など5つのコースに分かれるのですが、2年の最初にプロ検を受験することで、各コースのプログラミングの習熟度を把握するのに役立ちました。プロ検は、全国工業高等学校長協会のジュニアマイスター顕彰制度に採用されているため、大学への推薦入試などにも活用でき、推薦入試をモチベーションとして、意欲的に取り組む生徒も見られるようになりました。

「プログラミング能力検定」をどのように活用されていますか。

プロ検には選択問題もありますが、レベルが高くなるにつれて、 生徒が実際にコードを書く出題方式となるのが画期的です。プログラミングはコードの書き方に個人差が出やすいため、定期試験では穴埋め形式で出題することも多いのですが、生徒が本当に理解しているのか分からないのが課題でした。プロ検では生徒が実際にコードを書いたものに対し、 習熟度が細かく分析される ので評価の補助としても使えると思います

▽実際にコードを書く実装式問題の例(テキスト言語Python版)

普通科の生徒さんもプロ検に挑戦していると伺いました。

<普通科 吉川 尚道教諭>

普通科では、プロ検を受験したい生徒を募集し、 生徒は対策講座で学んでから受験 しています。驚いたのは「せっかく受験するなら、授業で習った内容よりも高いレベルに挑戦したい」という生徒がいたことです。結果、独学で合格しました。普通科の生徒たちはプログラミングに対する興味・関心に差がありますが、情報系の分野に進みたい生徒たちが、プロ検を通してレベルの高い内容に触れられるのがいいと思います。

吉田先生、吉川先生本日は貴重なお話をありがとうございました!
今後もプログラミング能力検定を通じて、全国の学校の先生方と一緒に子どもたちの将来に貢献していきたいと思います。

導入事例も多数あります。
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