スクラッチはプログラミング学習に最適!スクラッチが人気の理由と効果を解説
公開日:2023.02.17/更新日:2023.04.26
「スクラッチは普通のプログラミングと何が違うの?」
「スクラッチのプログラミングは子供にどんな効果があるの?」
小中高でプログラミングが必修科目になったことで、子供用プログラミング学習ソフトが注目を集めています。
中でも、スクラッチ(Scratch)は多くの小学校で採用されており、大変人気があります。
アメリカのスクラッチ財団とマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが共同開発した、子供向けのプログラミング学習ソフトのこと
下記の画面のように、子供にも簡単な操作感や、キャラクターを動かす楽しさにより、世界中の8歳〜16歳の子供たちを中心に、約1億人を超えるユーザーに利用されています(2023年2月時点)。
【スクラッチを利用したプログラミングの例】
出典:スクラッチHP
スクラッチは難しい専門用語を使わなくても、指示が書かれたブロックを動かすだけでプログラミングができます。そのため、小さなお子様でも、簡単にプログラミングを学べます。
しかし、本当にスクラッチでプログラミング能力が身につくのか、子供が使う上で不安はないのか、心配になりますよね。
そこでこの記事では、スクラッチについて、以下の内容を解説します。
この記事を読めば、「なぜスクラッチが世界中で人気なのか」「子供がスクラッチを学習することで、どのような効果があるのか」を知ることができます。
- スクラッチとは何か
- スクラッチが人気の理由
- スクラッチを使ってできること
- 子供がスクラッチを学ぶ効果
プログラミングの学習を始めたら、まずは「プロ検」にチャレンジ!
「学校でプログラミングが必修化されたものの、子供がどこまで理解しているのか分からない…」 「目標がないから、学習モチベーションが続かない…」 とお悩みの方も多いかと思います。
プロ検は、レベル別・言語別になっているため、プログラミングの学習を始めたばかりのお子様も、既に学習が進んでいるお子様も、ご自分のレベルに合わせてチャレンジすることができます。
合格すると「合格証書」がもらえるため、頑張りが形になることで、受験者の励みになり「次回はもう1つ上の級に合格したい!」とやる気に繋がります。
スクラッチとは世界で使われる「子供向け無料プログラミング学習ソフト」のこと
冒頭でもお伝えしたとおり、スクラッチ(Scratch)は、アメリカのスクラッチ財団とマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが共同開発した、子供向けのプログラミング学習ソフトです。
200以上の国と地域、100以上の言語に対応しており、世界中の8歳〜16歳の子供たちを中心に、約4,500万人を超えるユーザーが利用しています。
スクラッチの最大の特徴は、直感的に操作ができることです。
【ビジュアルプログラミング言語とは】
あらかじめ指示が書かれているブロックを組み合わせてもプログラミングするための言語。 マウスでパズルのように操作できて、誰でも簡単にプログラミングができる。 |
キーボードを利用せず、マウスを使ってパズルのようにプログラムできるため、キーボード入力ができない小学生でも、簡単に利用することができます。
通常、私たちがイメージする、難しいコードを覚えて入力するプログラミングは「テキストプログラミング言語」と呼ばれています。
次の画像は、スクラッチと、テキストプログラミング言語である「html」の画面を比較したものです。ご覧ください。
【スクラッチのプログラム入力画面例】
出典:スクラッチHP
【htmlのプログラミング入力画面例】
テキストプログラミング言語であるhtmlと比べて、スクラッチは直感的にプログラミングができることが、お分かりいただけたでしょうか。
また、ビジュアルプログラミング言語を利用したプログラミングツールの中でも、スクラッチは、文部科学省が「小学校プログラミング教育に関する研修教材」として紹介しており、多くの小学校で導入されています。
小学校で学ぶ学習範囲を網羅しているので、遊び感覚でプログラミングを学習することに役立つのです。
更に小さなお子様(5歳〜7歳)にはスクラッチジュニアの利用をおすすめします。
出典:スクラッチジュニアHP
スクラッチジュニア(ScratchJr)は、小さなお子様(5歳~7歳)を対象とした学習アプリです。
スクラッチの機能を限定し、画面操作をさらに簡単にすることで、キャラクターを動かすなどのプログラミングができます。
簡単なストーリーやゲームを作ることで、「目標を立てて、何かをやり遂げる」という、計画実行や問題解決の基本を、無理なく学ぶことができます。 詳しくは、スクラッチジュニアのホームページをご覧ください。
スクラッチを使ったプログラミング学習が人気の理由5つ
ここまで、スクラッチは子供でも簡単にプログラミングができる学習ソフトで、世界中で利用されていることが、お分かりになったと思います。
とはいえ、ビジュアルプログラミング言語で学べるソフトは、スクラッチ以外にも、いくつか存在します。その中でも、なぜスクラッチでのプログラミング学習が人気なのか、気になりますよね。
スクラッチが人気の理由は、主に次の5つの理由があります。
それぞれ詳しく解説していきましょう。
子供でも直感的に操作できる
「スクラッチは世界で使われる「子供向け無料プログラミング学習ソフト」」でもご説明しましたが、スクラッチはビジュアルプログラミング言語を採用しています。
そのため、パソコンに不慣れな子供でも、直感的に操作することができます。
スクラッチでは、下記の画面のように、あらかじめ用意されているブロック(指示)を組み合わせて、動きを付けたいキャラクターなどをプログラミングしていきます。
【スクラッチを利用したプログラミングの例】
出典:スクラッチ
上記の画面のとおり、スクラッチは、指示が書かれているブロックが、「動き」や「音」などのカテゴリ別に、カラフルに配置されています。
また、ブロックは、指示の内容によって特徴的な形をしており、矛盾した指示は組み合わせることができません。そのため、「この猫を動かすには、この形のブロックから選べばいいのか!」と、正しい指示を感覚的に選ぶことができるのです。
スクラッチは子供でも、指示ブロックの色や形から、感覚的にプログラミングの学習ができるため、大人気なのです。
プログラミングが感覚的に身につく
スクラッチで作品を作ることで、プログラミングが感覚的に身につくようになります。
スクラッチは、一見簡単なゲームのように見えるため、「所詮は子供の遊びじゃないの」と、思われるかもしれません。
しかし、スクラッチで実際に作品を作るには、指示の書かれたブロックを根気よく組み合わせ、順序立てて並べ替える必要があります。
自分が「こういうものを作りたい」と想像した動作を再現するために、どのようにブロックを組み合わせればいいのを考えながら、うまく動くまで試行錯誤を続けることになります。
上記のプロセスの繰り返しが、プログラミングの基礎概念を感覚的に身につける練習になるのです。
子供やプログラミング初心者にとって「テキストプログラミング言語のプログラミング」は敷居が高いです。
子供やプログラミング初心者が、いきなりテキストプログラミング言語のプログラミングから始めると、挫折する可能性が高くなります。
テキストプログラミング言語のプログラミングでは、専門のコードを覚え、ロジカルに動きの指示を入力していきます。
指示の順序の間違いやわずかな入力ミスでも、正しい動作にならない上、高度な専門知識や難解なプログラミング用語も必要です。
最初から子供や初心者がプログラミングを学ぶには敷居が高く、慣れないアルファベットの入力だけでも、プログラミングを嫌いになるかもしれません。
子供の創造力を伸ばす
スクラッチは、子供の創造力を伸ばすことができます。
魅力的なキャラクターやテンプレートが用意されているので、「こうしたい!ああしたい!」という創造力が、膨らみやすくなるからです。
また、あらかじめ動作が書かれたブロックがあることで、自分のやりたいことに挑戦しやすくなります。
パソコンの操作に慣れていない子供は、最初はキャラクターを少し歩かせるだけでも、大変な作業となるでしょう。しかし、ある程度経験を積み重ねることで、「今度はジャンプさせたい」「もっと言葉をしゃべらせたい」などの欲求が出てくるようになります。
動きだけではなく、背景を変えたり、ゲーム要素を取り入れたりと自由に操作できるようになると、さらに創造力を掻き立てて、大人では思いつかないような作品が出来上がることもあります。
スクラッチでは、他の人の作品もたくさん発表されています。他の人の作品が刺激になり、自分だったらこうするのに…などと、創造の幅が広がります。
遊びながらプログラミングを学び、子供の創造力を伸ばすことにも、役立つ学習ツールといえます。
無料で手軽にスタートできる
スクラッチは導入が無料で、気軽にスタートすることができます。
スクラッチは、インターネット環境とパソコン、又はスマートフォンがあれば、いつでもどこでも利用することが可能です。
作ったプログラムを世界で公開できる
スクラッチは、専門のコミュニティなどで、作品を世界に公開できます。
作品を公開すると、世界中からの反応を得たり、感想や質問を受けたりすることもあり、プログラミングを続けるモチベーションが上がりやすくなります。
スクラッチの公式ホームページでは、作品を投稿すると、自分の作品の視聴人数や「お気に入り」にしてくれた人数の反応が、分かります。日本以外の人からコメントがつくこともあり、作品を作って投稿することが、楽しくなります。
作品を作成して終了するのではなく、モチベーションが上がる取り組みが多いことで、プログラミングの学びが継続しやすくなります。
スクラッチのプログラミング学習でできること4つ
スクラッチはテキストプログラミングとは異なり、あらかじめ指示が書かれたブロックを組み合わせることで、プログラミングをしていきます。
テキストプログラミングほど複雑なプログラミングが出来るわけではありませんが、具体的にどのようなことができるのでしょうか。
スクラッチでは、主に下記の4つのプログラミングをすることができます。
【スクラッチのプログラミング学習でできること】
・アニメーションを作る ・ゲームを作成する ・プレゼンテーション ・物語(ストーリー) |
ひとつずつ説明します。
アニメーションを作る
スクラッチでは、簡単なアニメーションを作成することができます。
「右に動く」「何歩歩く」などの指示が書かれたブロックを並び替えるだけで、好きなキャラクターを自由自在に動かせます。
【スクラッチで制作したアニメーションの例】
出典:スクラッチ
操作に慣れてくると音楽をつけたり、「猫が右に3歩進んだら、右から牛が登場して、こんにちはと挨拶したあと、空を飛んでいく」などの、複雑な動きをつけることもできます。
アニメーション作成を通し、「イメージした動きを実現させるにはどうしたらいいのか」という、工夫する楽しさを味わうことができるでしょう。
ゲームを作成する
スクラッチは、簡単なゲームを作ることができます。
スクラッチには、あらかじめ基本的なフレーム(素材)や動作の指示が書かれたブロックが、用意されています。
上記を利用し、組み合わせることで、簡単なパズルゲームやシューティングゲームなどの作成ができるのです。
【スクラッチに用意されている素材を利用したゲームの例】
出典:スクラッチ
さらにスクラッチでは、他の人が作った作品に手を加え、オリジナル作品を作ることが認められています。
最初から難しい動きをプログラムする必要がなく、参考にしたい作品に自分の手を加えて、簡単に新しいゲームを作成することができます。
キャラクターの設定やゲームのルールは自分好みにアレンジできるので、オリジナルゲームを作成し、多くの人にプレイしてもらうことが可能です。
プレゼンテーション
スクラッチは、プレゼンテーションツールとしても利用できます。
聞いてほしいことや発表したいことに合った背景や音楽を選び、文字を入力するだけで、立派なプレゼンテーションが完成します。
【スクラッチを利用したプレゼンテーション(自由研究発表)の作品例】
出典:スクラッチ
作成した作品は、スクラッチのコミュニティで、発表することができます。
自分でマウスを使って文字を書いたり、イラストに動きを付けると注目度が増し、多くの人に見てもらえるでしょう。
実際に、イラストレーターの方の利用も多くあります。自分のイラストをアップロードして、少し動きを付け、イメージに合った音楽を流すことで、自分の作品を魅力的に発表するケースが増えています。
物語(ストーリー)をつくる
スクラッチを利用すれば、キャラクターを動かしたり、吹き出しにセリフを入れたりしてオリジナルのものがたり(ストーリー)を作成することができます。
【スクラッチで作成した物語の作品例】
出典:スクラッチ
自分で考えた物語は、なかなか発表する場所がありませんが、スクラッチのコミュニティに発表すれば、作品を多くの人に見てもらうことができます。
作品に魅力的なキャラクターや音楽を付けることで、多くの人の興味を引きつけるでしょう。
キャラクターは自分で作成することもできますが、スクラッチ内で、すでに用意しているキャラクターを利用すれば、手軽に作成することができます。
子供がスクラッチでプログラミングを学ぶ効果4つ
これまでご紹介してきたように、スクラッチでは、無理なくプログラミングを学習する事ができます。
とはいえ、実際のスクラッチの学習を見ていると遊びの延長のような感覚で、本当にプログラムが取得できるのか、効果があるのか、心配になるかもしれません。
スクラッチでの学習は、次のような効果があります。
スクラッチはテキストプログラミングとは異なり、あらかじめ指示が書かれたブロックを組み合わせることで、プログラミングをしていきます。
この章では、スクラッチの学習効果について詳しく解説していきます。
論理的思考が身につく
スクラッチでプログラミングを学ぶことで論理的思考が身につきます。
一般的なプログラミングと同じように、スクラッチも指示の書かれたプロックを順序立てて組み合わせなければ、思ったとおりに作動しません。
例として、「猫がセリフを言いながら空を飛ぶ」とプログラミングしたい場合を考えてみましょう。この場合、
・「どのタイミングで」 ・「どのようなセリフで」 ・「いつまで」 ・「どこまで」 ・「どのくらい」 ・「何をどうする」 |
などの、ロジカル的な指示が必要になります。
【スクラッチの指示ブロックを利用したプログラミングの例】
出典:スクラッチ
上記のように「ちょっとだけ動かす」などの曖昧な指示ではなく、「何をどのようにどの程度動かす」という明確な指示を繰り返すことで、論理的思考が身につきます。
スクラッチに出てくる英単語を覚えられる
スクラッチは、無理なく英単語を覚える学習ツールとしても利用できます。
スクラッチで利用する指示が書かれたブロックは、100以上の言語で利用できます。
テキストプログラミング言語は英語がベースのため、スクラッチの言語を英語に設定して慣れることで、テキストプログラミングを習得する際に有利になります。
また、ブロックに書かれている指示は、短いセンテンスの単語である場合が多く、多少英語を習った子供なら、簡単に英語を学ぶことができます。
さらに、スクラッチはアメリカで作られているので、英語設定にすると、いち早く最新の情報を手にいれたり、開発中のバージョンを試せたりします。
小さな子供の場合は、慣れるまでは日本語で学習し、感覚的に利用できるようになったあとに、英語に切り替えるとよいでしょう。
周りと協力するチームワークが身につく
スクラッチは、周りの人と協力するチームワークが身につきます。
自分の抱えている課題を周りと協力しながら解決することで、自然と協力するチームワークが身につくようになるからです。
プログラミングは、「これが正解」というものがありません。子供がこうしたい!ああしたい!と思ったことを試行錯誤しながら作成していくことになります。
周りの友達や家族にアドバイスしたり、逆に相談されたりして、協力し合うことが多くなるでしょう。
本格的なプログラミングの習得が早くなる
スクラッチで学習すると、本格的なプログラミングの習得が早くなります。
見た目はまるで「遊び」のように見えるビジュアルプログラミングですが、テキストプログラミングの考え方である「変数」「条件分岐」「関数」などといったプログラミングの考え方を、踏襲しています。
プログラミングに大切な「目標を達成するには何をどうすればよいか」といった論理の組み立てが自然と学べ、将来テキストプログラミングの習得が容易になります。
また、2025年の大学入試から、大学入学共通テストでプログラミングの範囲を含む「情報」の教科が追加されることになり、いずれJavaScriptやPythonなどのテキストプログラミング言語も学ぶ必要があります。
子供のうちからスクラッチでプログラミングの能力を身につけておくことは、将来の選択肢の幅が広がることになるのです。
【7STEPで解説!】スクラッチの始め方
これまで、スクラッチについて解説してきました。この章では、「すぐにでも始めたい!」という方に向けて、スクラッチの始め方を解説していきます。
STEP1. スクラッチのホームページにアクセスする
スクラッチを始めるには、スクラッチ公式サイトにアクセスします。
▼スクラッチ公式サイトはこちらから
スマートフォンを利用する場合は、アプリをダウンロードしてください。
ここでは、ブラウザを利用した場合についての始め方を解説します。
ホームページを開いたら、「参加する」ボタン(下記の赤丸の部分)をクリックします。
参考:スクラッチ
「参加する」をクリックすると、「Scratchに参加しよう」というページに移ります。
STEP2. 「ユーザー名」を入力します。
ユーザー名は、英数字とハイフン(-)、アンダーバー(_)のみ利用できます。
ユーザー名は、特に規則はありませんが、既に利用されている場合、他のユーザー名を利用しなければなりません。
既に使われている名前をどうしても利用したい場合は、ユーザー名の最後に数字を入れるなどし、名前がかぶらないようにしましょう。
注意! ※個人情報を保護する意味で、ユーザー名に本名を使わないでください。 |
STEP3. 「パスワード」を入力します。
パスワードは6文字以上必要で、他の人が推測できないようなものにしましょう。
パスワードが他人に知られた場合、本人になりすまして、作品にアクセスされる可能性があります。
せっかく作った作品を壊されたり、他の人の作品に対して不愉快なコメントを残したりするなどトラブルの原因ともなるので、推測しにくいものを使います。
たとえば、「222222」「123456」など分かりやすい数字や、生年月日などは避けてください。
また、ユーザー名はパスワードに使えないので、注意してください。
注意! ※決めたパスワードは忘れないようにメモなどに残し、厳重に保管するようにしましょう。 |
STEP4. 住んでいる国を選択する
次に、住んでいる国を選択します。
下記のような「どこに住んでいますか?」の下の「▼」マークを押すと、さまざまな国名が表示されます。住んでいる国を選択してください。
STEP5. 誕生年月を入力します。
次に誕生した年と月を入力します。
STEP6. 性別を入力します。
性別を入力します。
選択肢の中から選び、「次へ」ボタンをクリックします。
STEP7. メールアドレスを入力します。
メールアドレスを入力します。
入力できたら「アカウントを作成する」ボタンをクリックします。
「アカウントを作成する」ボタンを押すと、「〇〇の画像をすべて選択してください」という画面が現れます。
これは「reCAPTCHA(リキャプチャ)」といわれ、Webサイトの安全性を高めるために必要なので実行するようにしましょう。
正しく選択すると、次のような画面が現れてスクラッチに参加することが可能になります。
「アカウントを作成する」ボタンを押すと、「〇〇の画像をすべて選択してください」という画面が現れます。
これは「reCAPTCHA(リキャプチャ)」といわれ、Webサイトの安全性を高めるために必要なので実行するようにしましょう。
正しく選択すると、次のような画面が現れてスクラッチに参加することが可能になります。
まとめ
スクラッチは、世界中の子供やプログラミング初心者が利用しているプログラミング学習ソフトです。
指示の書かれているブロックを組み合わせるだけで、アニメーションやゲームなどの簡単なプログラミングが作成できます。
最後にスクラッチについて簡単にまとめてみましょう。
◎スクラッチの人気の理由は次のとおりです。
・子供でも直感的に操作できる ・プログラミングが感覚的に身につく ・子供の創造力を伸ばす ・無料で手軽にスタートできる ・作ったプログラムを世界で公開できる |
◎スクラッチのプログラムで学習できることは次のとおりです。
・アニメーションを作る ・ゲームを作成する ・プレゼンテーション ・物語(ストーリー) |
◎スクラッチでプログラミングを学ぶ効果は次のとおりです。
・論理的思考が身につく ・スクラッチに出てくる英単語を覚えられる ・周りと協力するチームワークが身につく ・本格的なプログラミングの習得が早くなる |
スクラッチなら、タイピングが苦手だったり、プログラミングが初めてのお子様でも簡単に始めることができます。ぜひ親子で楽しく学習することをおすすめします。
プログラミング学習を始めたら、プロ検(プログラミング能力検定)にチャレンジしてみよう
「プロ検(プログラミング能力検定)」はプログラミングの基礎となる知識を測るための試験です。
順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することで、プログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明すると共にその後の効果的な学習に繋げることができます。
レベル別になっているため、プログラミング学習を始めたら、是非力試しでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。