プログラミング教育

プログラミング教育とは?小中高別のプログラミング学習内容や必修化の理由を解説!

公開日:2023.02.17/更新日:2023.07.28

プログラミング教育とは?小中高別のプログラミング学習内容や必修化の理由を解説!

プログラミング教育では、どのような授業をするの?」
「なぜプログラミング教育が行われることになったの?」
「プログラミング教育が、将来にどのように影響するの?」

自分たちが経験したことがないため、このような疑問を抱いている保護者様も多いのではないでしょうか。

日本におけるプログラミング教育は、小学校で2020年に導入されたことを皮切りに、中学校では2021年から、高校では2022年から実施されています。

プログラミングと聞いて、プログラミング言語や難しいプログラムを組むことをイメージした人もいるかもしれませんが、学校で行われるプログラミング教育は、一般的なプログラミングの習得が目的ではありません。

【小中学別】発達段階に応じたプログラミング教育

このように、プログラミングの体験を通じて、プログラミング的思考の定着を目指したプログラミング教育が行われているのです。

そこで本記事では、プログラミング教育の学習内容について、各教育課程ごとに詳しく紹介します。

\本記事を読むことでこんなことがわかります/
・小中高におけるプログラミング教育の学習内容
・プログラミング教育が行われることになった理由
・プログラミング教育がもたらす他の教科へのプラスの影響
・家庭のおけるプログラミング学習の実態
・家庭でプログラミング学習をサポートする際のポイント
・初めてでも迷わずに選べるプログラミング学習方法

プログラミング教育について理解し、家庭でもプログラミング学習を取り入れたいとなった際にすぐに行動できるよう、家庭学習をサポートする際のポイントや学習方法についても紹介しています。

プログラミング教育について理解を深め、お子さんの学習サポートにお役立てください。


プログラミングの学習を始めたら、まずは「プロ検」にチャレンジ!

「学校でプログラミングが必修化されたものの、子供がどこまで理解しているのか分からない…」 「目標がないから、学習モチベーションが続かない…」 とお悩みの方も多いかと思います。

プロ検は、レベル別・言語別になっているため、プログラミングの学習を始めたばかりのお子様も、既に学習が進んでいるお子様も、ご自分のレベルに合わせてチャレンジすることができます。


合格すると「合格証書」がもらえるため、頑張りが形になることで、受験者の励みになり「次回はもう1つ上の級に合格したい!」とやる気に繋がります。




【小中高別に特徴を解説】プログラミング教育の学習内容

【小中高別に特徴を解説】プログラミング教育の学習内容

学校におけるプログラミング教育とは、プログラミング体験を通して、発達段階に応じた能力を育成していくことを目的とした教育のことです。

小学校・中学校・高校の各段階ごとにプログラミング教育のねらいや目的が定められ、それらに合わせた学習が行われています。

この章では、プログラミング教育の詳しい学習内容を

「小学校」

「中学校」

「高校」

の各教育課程段階に分けて紹介していきます。

小学校におけるプログラミング教育の学習内容

小学校段階は、「身近なプログラミングの発見」と「プログラミング的思考の習得」がメインです。

生活に身近なモノにコンピュータが活用されていることを知るための学習や、意図する動作をさせたり、問題を解決したりするには、順序良く行う必要があることに気づけるような学習が行われています。

小学校課程におけるプログラミング教育の特徴
・PCを使わないプログラミング(アンプラグドプログラミング)から始まる学校もある
・教科書で学んだ内容や知識をベースに、単元の学習を発展させる際にプログラミングが使われる

小学校では、「PCを使わないプログラミング(アンプラグドプログラミング)」から始められ、徐々にPCを使ったプログラミング教育へ移行する学校があるようです。

また、プログラミングとはどういうものかということを教えるのではなく、あくまでも各教科の学習がベースにあり、学習をさらに発展させる演習としてプログラミング教育が取り入れられています。

具体的な授業を例に、見ていきましょう。

この例のように、授業で基礎となる知識を習得した上でプログラミング教育を活用することで、論理的に考えるという「プログラミング的思考」を育みながら、各教科の学びをより確実にしているのです。

中学校におけるプログラミング教育の学習内容

中学校段階では、プログラミング的思考を含む「情報活用能力」をメインに、小学校の過程で身につけた資質や能力を、子どもが確実に習得できるようなプログラミング教育が行われます。

例えば、社会におけるコンピュータの役割と、人や生活などへの影響を理解するための学習や、簡単なプログラム作成のスキルを身につける学習です。

中学校課程におけるプログラミング教育の特徴
・「技術・家庭科」科目の「技術分野(情報の技術)」内でプログラミング教育が扱われる
・実際にコンピュータへ働きかけて応答を得る、双方向性のあるコンテンツのプログラミング学習が行われる

中学校におけるプログラミング学習は、技術・家庭科の一分野である「情報の技術」内で取り扱われます。

「情報の技術」分野は、プログラミング教育が始まる前からあります。以前は、計測・制御システムなどの基本的な仕組みを理解し、簡単なプログラムを作成するという内容を学んでいました。

しかし、生活や社会においてさまざまな技術が複合的に活用されている現状や、論理的思考が重視されるようになったことを受け、これまでの内容に「解決に取り組む」といった実践的な内容が加わっています。

【中学校】「技術・家庭科」の授業におけるプログラミング教育事例

高校におけるプログラミング教育の学習内容

高校では、中学校の技術・家庭科で学んだことをベースに、

情報社会における問題の発見と解決できるスキル

・問題解決の手段や道具としての「情報デザイン」「プログラミング」「データの活用」

上記を取得し、実践することを目指しています。

高校課程におけるプログラミング教育の特徴
・プログラミングの内容を含む「情報Ⅰ」が必修科目となり、高校生全員がプログラミングを学ぶ
・情報やコンピュータの能力を適切に判断し、効率的に活用できるような内容を学ぶ

高校では、プログラミングを含んだ「情報Ⅰ」という科目が必修化され、全員がプログラミングを学ぶことになっています。

「情報Ⅰ」は、2003年度から高等学校教育ですでにスタートしていた科目ですが、以前は選択科目でした。

しかし、2022年からは必修科目となり、2025年の大学入試共通テストからは試験科目として「情報」が加わることもあり、全高校生が学ぶカリキュラムとなっています。

学習内容は学校によって異なりますが、高校の「情報Ⅰ」では、下記の4つの項目を学びます。

・情報社会の問題解決
・コミュニケーションと情報デザイン
・コンピュータとプログラミング
・情報通信ネットワークとデータの活用

参考:高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編)

高校では、Python、JavaScriptなど、テキストプログラミング言語を使った教育が行われるのが一般的です。演算などの計算やアルゴリズム、基本的なプログラムを学んだ後、応用的なプログラムについても学びます。

具体的には、下記の例に挙げたような、より社会や将来につながる実践的な内容の学習が行われます。

・スマートフォンの検索履歴やオンラインショッピングの購入履歴などのビッグデータの活用法
・トライ&エラーを繰り返してプログラムを実行する方法
・日常生活に役立つプログラムの制作
 (地域の防災アプリ、社会現象や自然現象をモデル化した「ライフゲーム」など)

プログラミング教育が必修化される3つの理由

プログラミング教育が必修化される理由

ここまで、プログラミング教育の学習内容について、小中高別に見てきました。その中で「なぜ必須化されるのか」と疑問を抱いている方もいると思います。

この章では、プログラミング教育が必修化され、段階的に学習していくことになった理由について紹介します。具体的には、次の3つです。

プログラミング教育が必修化される3つの理由

以下で詳しく解説します。

理由①|IT技術の進歩や産業の変化が見込まれるため

理由1つ目は、第4次産業革命により、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などのテクノロジーが積極的に活用され、今後もIT技術は発展していくことが見込まれるためです。

ただ、IT業界は凄まじいスピードで変化しており、その変化に対応するためには、プログラミング言語以上に、自分で考え、そのアイデアを形にできるプログラミング的思考が必要です。

プログラミング的思考は、エンジニアなどの特定の職業に必要なスキルというわけではありません。状況に合わせて柔軟に対応する普遍的な資質や能力は人間の大きな強みで、さまざまな職業・職種にも通用するスキルです。

そのため、政府はプログラミング教育を必修化することで、IT技術の進歩や産業の変化にも対応できる、プログラミング的思考力のある人材の育成をしています。

理由②|近い将来起こり得るIT人材不足に対応するため

近い将来起こり得るとされている「IT人材不足」対策も、プログラミング教育が必修化された理由の1つです。

以下をご覧ください。

IT人材需要に関する調査

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、日本では2030年に最大79万人、最低でも16万人ものIT人材が不足すると予想されています。

先述の通り、IT技術の進歩や産業の変化が見込まれ、今後もあらゆる分野でITの活用が進むと考えられていますが、需要にIT人材の数が追いついていません。

そのため、政府はIT人材不足を解消するひとつの策として、小中高でプログラミング教育を必修化し、人材育成に力を入れているのです。

理由③|世界では早くからプログラミング教育が行われているため

プログラミング教育が必修化された3つ目の理由としては、世界では早くからプログラミング教育が実施されていることが挙げられるでしょう。

以下は、日本と、イスラエルや韓国といったICT教育先進国(コンピュータを使った情報通信教育を行う国)の、プログラミング教育の特徴をまとめた表です(文部科学省「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」より)。

 国名プログラミング教育の開始時期プログラミング教育の特徴
日本2020年(小学校)
2021年(中学校)
2022年(高校)
プログラミング的思考の育成がメイン
6歳(小学1年生)から17歳(高校3年生)までの間に学ぶ
イスラエル1991年・プログラミング教育は選択制という位置づけ
15歳から17歳(高校3年間)の間に学ぶ
韓国2007年10歳(小学5年生)から14歳(中学3年生)までが学ぶ
・中学校で「Scratch」、高校で「Python」などのプログラミング言語が扱われる
イギリス2014年・1990年から教育カリキュラムにIT分野が追加
5歳(初等学校前期)から15歳(セカンダリースクール)までが学ぶ
アルゴリズムの理解やプログラミング言語を取り扱う「Computing」教育がメイン

日本では、2020年に小学校、2021年に中学校、2022年に高校でプログラミング教育が実施されたばかりです。

しかし、ICT教育先進国では、日本で実施される10年以上前からプログラミング教育が行われています。

イギリスをはじめとしたヨーロッパ諸国でも、5年以上前からプログラミング教育が実施され、早くからIT人材育成に力を入れている状況です。

そのため、日本も遅ればせながらプログラミング教育が必修化され、段階的にプログラミングの考え方やスキルの習得を目的とした授業が行われています。

プログラミング教育は他の教科の学びを深めることに役立っている

プログラミング教育は他の教科の学びを深めることに役立っている

プログラミング教育の学習内容や、必修化されるに至った理由がわかったものの、

「『教科×プログラミング』になることで難しさを感じるのでは?」

「考え方が難しくなって、他の教科に悪影響を与えるのでは?」

このような心配をされる方もいるかもしれません。

特に、小学校の段階では、一般教科の中にプログラミングの要素が取り入れられるため、心配になるかもしれません。

実際のところは「考え方」を学んでいるだけで、「想像より難しいかも」といった不安は、不要です。

「【小中高別に特徴を解説】プログラミング教育の学習内容」で紹介したように、その単元の理解を深めるためにプログラミングが用いられており、他の教科の学びを深めることに役立っています。

プログラミングを学ぶことで、「論理的に考える」「問題を解決する」というプログラミング的思考によって物事の本質を捉えられるようになり、各教科の学びを深めることができるのです。

以下は、国語の授業の学びを深めるために、プログラミングを活用した事例です。

「国語」助詞の使い方を学ぶ授業におけるプログラミング教育事例

このように、一般的な教科にプログラミングを掛け合わせることで、基礎的な知識の定着と応用する力が身につき、学習効果を高めることが可能です。

\プログラミング教育は、試験や入試に役立つ「読解力」も向上する/
プログラミング教育により、物事の本質を捉えて読み解く力は、試験や入試にも役立ちます。 なぜなら、近年は国語以外でも「読解力」を試される形式の問題が増えているからです。  

「読解力」を試される形式と言えば、2021年に実施された大学入学共通テストの問題が記憶に新しいところです。 以前は、用語や解法パターンをインプットし、試験や入試でアウトプットする「知識・技能」を見る形式の試験や入試が多く見られましたが、今は問題や課題を解決する力を評価できる問題が増えています。

例えば、長文の問題に加え、資料(グラフや表など)から読み取って自分の意見や考えを答える問題です。 もちろん、試験や入試の傾向は時代とともに変わるものですが、今、自分が持つ知識や技能を活用し、課題を見つけて解決するためには「読解力」が必要です。どれだけ問題を解決する能力があっても、物事の本質を正しく捉えて判断する力がなければ、能力を最大限に発揮することができないからです。

早くからプログラミング教育を習慣化すれば、問題を解決する能力だけでなく、読解力もしっかりと養えるため、日々の学習の先にある試験や入試の際にも役立つ力を身につけることができるでしょう。

家庭におけるプログラミング教育の実情

家庭におけるプログラミング教育の実情

プログラミングが必修化され、小学校から高校にかけて段階的にプログラミング教育が行われるといっても、すべて学校任せにするのではなく、家庭でもプログラミング学習を取り入れるのが理想です。

学校では、カリキュラムに沿ったプログラミング教育が行われます。ですが、各教育課程で学んだことはわかっているという前提で授業が進んでいきます。

特に、小学校段階は、各教科にプログラミング的思考を学ぶカリキュラムが追加されているだけなので、体系的に学ぶことは難しい可能性があります。

学校でのプログラミング教育で身につけた考え方を、より確実にしていくためにも、家庭でもプログラミング学習に取り組むのがおすすめです。

ここでは、家庭におけるプログラミング学習の実情について紹介します。

他の家庭におけるプログラミング学習の実情と併せて、プログラミング学習を始めたタイミングやきっかけについても紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。

家庭で持続的なプログラミング学習を実現するためのポイント2つ

家庭で持続的なプログラミング学習を実現するためのポイント

学校でのプログラミング教育と並行し、家庭でもプログラミング学習を取り入れる場合は、工夫が必要です。

適切なサポートを行わなければ、持続的なプログラミング学習が叶わず、苦手意識を持ってしまう可能性があります

家庭におけるプログラミング学習の課題としては、次のようなものが挙げられます。

家庭におけるプログラミング学習の課題
・興味が持てない
・途中で諦めてしまう
・トライ&エラーの繰り返しで、嫌になってしまう

これらを解消するためには、「学習教材・手段の選択」「保護者の理解」の2つを意識することが大事です。その理由について、以下で詳しく解説します。

子ども自身が楽しめる教材・手段を選ぶ

子ども向けのプログラミング学習ツールや教材は、さまざまな種類があります。

「子どものため…」と、保護者が学習教材を選んで子どもに与えてしまいがちですが、親が良いと思っても、それが必ずしも子どもが夢中になれる教材とは限りません。

年齢や性別、発達段階やプログラミングへの興味・関心度などによっても教材が変わってくるため、夢中になれる教材を子ども自身で選ばせるようにすることが大事です。

教材や手段については、後ほど「学校以外でプログラミングに取り組む際におすすめの学習方法」で詳しく紹介します。

このまま読み進め、子どもの個性やライフスタイルなどにマッチする教材や手段を選び、持続的にプログラミング学習に取り組める環境を整えてあげましょう。

保護者もプログラミング教育への理解を深める

多くの保護者がプログラミング教育を誤解していたり、よくわかっていなかったりする現状があります。プログラミング教育というと「プログラミングのテクニック(言語や使い方)を覚えること」と思われがちですが、それは誤解です。

「プログラミングのテクニックを覚える」は、言い換えると「英語の文法を覚える」ようなものです。決まったやり方に沿って指示されたものを作るだけなら、AIでもできます。

本記事でこれまで解説した通り、日本のプログラミング教育は、言語やスキルの習得よりもプログラミングスキルを効果的に使いこなせるようになることをメインとしたカリキュラムとなっています。

実践的なテクニックに重きを置くのではなく、企画・設計・デザイン・プログラミング・ トライ&エラーという「考えて行動するスキル」を身につける学習にフォーカスされています。

そのため、家庭でも子どものプログラミングテクニックを伸ばすのではなく、まずはプログラミング的思考を身につけるための学習サポートから始めるようにしましょう。

学校以外でプログラミングに取り組む際におすすめの学習方法

学校以外でプログラミングに取り組む際におすすめの学習方法

先述の通り、子どもが持続的にプログラミング教育に励むためには、学習手段がとても重要です。

ただ、プログラミングが初めてという保護者の場合、どのような学習手段があるのかわからないという人もいるでしょう。

プログラミングの学習方法は、大きく「教材を使って学習する方法」と「教室や体験イベントなどを利用する方法」があります。

具体的な学習手段やツールに加え、それぞれの学習方法がどのような人に向いているのかを解説するので、学習方法を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

教材を使って学習する

自宅でのプログラミング学習を考えているのであれば、教材を使った学習がおすすめです。

プログラミング教育が始まり、子どもや保護者の関心も高いという背景から、さまざまなプログラミング学習の教材が揃っています。そのため、独学でも子どもに合った教材を選べば、自宅でのプログラミング学習も前向きに取り組むことができるはずです。

他にも、さまざまな教材があるため、子どもの意見やプログラミング学習の目標などを聞きながら、年齢や発達段階、興味・関心などに合わせた学習教材を一緒に選びましょう。

教室や体験イベントを利用する

自分ひとりでの学習に不安がある子には、教室や体験イベントなどを活用した、人に教わりながら学習する勉強スタイルがおすすめです。

一緒に学習する仲間と触れ合う機会もあり、わからないところもサポートを受けられるため、モチベーションを維持しながら学習に取り組みやすいからです。

プログラミング教育の内容はエリア格差も大きいですが、プログラミング教室に通うことで、質の高いプログラミング学習を体系的に学ぶことが可能です。

特に、実際に教わることができる学習は、子どもひとりでの学習が難しく、保護者もフォローができないという場合に向いているでしょう。

まとめ

最後にもう一度おさらいしていきましょう。

プログラミング教育は、プログラミング体験を通して、子どもの発達段階に合わせた能力を育てることを目的とした教育です。

【小中学別】発達段階に応じたプログラミング教育

プログラミング教育といっても、難しいプログラミング言語やテクニックから始まるのではありません。

国語や算数などの授業の中でプログラミング教育が取り組まれ、プログラミングの考え方から身につけていきます。

プログラミング教育が必修化された理由は、次の3つです。

プログラミング教育が必修化される3つの理由

小学生から高校生までの子どもたちが近い将来に直面する社会的な要因が関係しており、今からプログラミング教育に取り組んでおく必要があります。

プログラミング教育は、習慣化されることで、他の教科の学習や入試の際にも役立つ「論理的に考える」「問題を解決する」といった力や「読解力」も向上します。

学校以外でもプログラミング学習を取り入れているという保護者は多く、初心者や子どもでも楽しみながら取り組めるプログラミング教材が多数販売されています。

ご家庭でも子どもの興味・関心に合わせた教材や学習手段を選び、これからの社会を生き抜くのに必要なプログラミング的思考の育成をサポートしましょう。

プログラミング学習を始めたら、プロ検(プログラミング能力検定)にチャレンジしてみよう

プログラミング能力検定(プロ検)

「プロ検(プログラミング能力検定)」はプログラミングの基礎となる知識を測るための試験です。
順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することで、プログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明すると共にその後の効果的な学習に繋げることができます。

レベル別になっているため、プログラミング学習を始めたら、是非力試しでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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