変化が激しく、未来がどうなるか不透明な中で「プログラミング的思考」は子どもが身につけるべき能力の一つ。

熊本県 芦北町立田浦小学校
濵田真理子 校長
藤澤卓也 教諭

御校でのプログラミング教育の考え方について教えてください。

学習指導要領で示されている通りですが、私たち現場の感覚としても、今の子どもにとって必要不可欠なものであると実感しています。

特別授業に参加した子どもの反応を見ていると、自分たちでプログラミングして簡単なゲームを作って、休み時間に自分たちで楽しそうに遊んでいました。我々の世代から見て難しいと思うものでも、子どもたちは柔軟に新しいものを取り込んでいくことが出来ます。

また、楽しそうに取り組んでいる一方、その過程では思考しながら実際に手を動かして、課題解決に向かっていきます。まさに「プログラミング的思考」を身につけていくことは、子どもがこれから未来を切り拓いていくうえで、非常に重要なことだと考えています。

今回「プログラミング能力検定」を5年生全体で受験してくださいましたが、その理由を教えてください。

プログラミング教育の必要性は感じていたものの、これまで取り組んだことがなかったので、頼れるツールやパートナー様を探していたところでした。
まだ具体的なイメージがわかない中で、丁寧に説明してくれましたし、様々なサポートをして頂けるということでしたので、安心してお任せできるという印象でした。
また、学習指導要領で例示されているのは、5年生の算数の正多角形、6年生の理科でしたので、5年生でプログラミングの経験をし、算数の正多角形に進むのが子どもにとってスムーズだと考えました。

実際に取り組んでみて、いかがでしたでしょうか。

まず、受験前に対策講座システムを提供頂いたのが非常に助かりました。
練習問題や解説動画もあったので、子どもが主体的に学習を進めることができましたし、
その成果として検定試験を活用するという流れが良かったです。

また、プログラミングという新しい教育を取り組むときに、自分の到達度がどこかわからないと、学習のモチベーションにつながっていかないという課題があります。プログラミング能力検定には、合否で判定する他、具体的な学習アドバイスも返ってくるので、学習面で非常に有益だと思います。

取り組む前に不安な点はありましたか?

初めてプログラミングを学ぶ人がほとんどだったという点、
また、検定試験なので不合格者が少なからず出るというのが気になってはいました。
ただ、実際に取り組んでみると、不安はすぐに解消されました。
対策講座システムが充実していましたので、まずは全員で練習に取り組みました。
繰り返し練習しながら、解説動画もありましたので、子どもが主体的に準備することができました。
もちろん全員が合格というわけにはいきませんでしたが、うまくいかなかった場合もぜひまた挑戦してほしい、うまくいった場合は、また違うのも挑戦してみよう、というように次につながるアドバイスをすることで、はじめの第一歩につながる、きっかけを作れたのではないかと思っています。

プログラミング能力検定へのご期待等があればぜひお願いします。

プログラミング学習の成果を客観的に測れるという点で非常に有益な検定試験だと思います。入試での活用など、子どもや保護者の視点からメリットを示して頂けると、より多くの人が受験するようになると思います。

今後のお取組みについて教えてください。

今年度、熊本県の教育センターのセンター協力校に選抜頂き、プログラミング教育をどの単元でどのように進めることができるのかを、教育センターと一緒に研究していくことになりました。子どもたちにとって最適なプログラミング教育を、どのように提供していくのか、という点を実践しながら研究していきたいと考えています。

濵田校長、藤澤先生、本日は貴重なお話をありがとうございました!
今後もプログラミング能力検定を通じて、全国の学校の先生方と一緒に子どもたちの将来に貢献していきたいと思います。

導入事例も多数あります。
まずはご相談ください。

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