プログラミングを通じて、今後ずっと役に立つ課題解決力を身につけてほしいです。
馬渕教育グループ
講師:個別指導事業部 小畠様
馬渕教室 個別指導コースでのプログラミング指導の概要を教えてください
弊社では「QUREOプログラミング教室」のコンテンツを導入し、主に小学生を中心にビジュアルプログラミングを教えています。クラスは最大6人、楽しく学んで頂くことを大事にしながら、必要に応じて個別にフォローしながら指導していくスタイルです。
プログラミングを通じて、子どもたちにどのようなことを学んでほしいと思いますか?
自分で問題を発見し、どこに原因があるかを特定し、それを自分で解決していく力は今後より重要になっていく力です。ぜひ楽しみながら、自分の頭で課題解決する力を学んでいってほしいと思っています。
プログラミングを学ぶことで、将来どのような可能性があるとお考えですか?
先ほど申し上げた課題解決力は今後の人生に役立つ普遍的な能力だと考えています。
また、受験のことを考えると、今年の高一から大学受験にも活用されますし、今後はそれが下に降りていくことが想定されます。つまり、高校受験、中学受験にもつながっていくことになるので、将来の可能性を広げるということを考えても、プログラミングは学んだ方が良いと思っています。
プログラミングの指導をされている時に特に気をつけていることを教えてください
プログラミングを学ぶうえで重要なのは自発性。教えるのではなく、自分で考えてもらうことが重要なので、コーチングに近いスタンスを大事にしています。導入している「QUREO」も自立学習ができる設計になっているので、指導側にとっても良いコンテンツだと思います。
プロ検を導入頂いておりますが、どのような点に魅力を感じて頂いていますか?
普段の授業では、ここまでやったというバロメーターが形として残りづらい部分があると思います。英検や漢検のように、合格すればそれだけの力があるという客観的な証明にもなりますし、生徒にとっての目標設定にもなる。そういった点に大変魅力を感じています。
また、生徒視点で考えても、学習というのは成果実感がないと続かないので、モチベーションを維持するうえでも重要なものだと考えています。
プロ検へのご期待やご要望があればお願いします
現時点でも非常に有用な検定だと思っておりますが、入試への活用という点で是非プロ検を普及してほしいということ、言語の選択肢を増やしてほしいということ、レベルの難易度の幅をもっと広げてほしいということ、この大きく3点を期待させて頂いております。
最後に、プログラミングを学ぶ子どもたちへのメッセージをお願いします
プログラミングは自分自身の思考力を鍛えるうえで、非常に役に立つツールだと考えています。プログラミングの本質は、ゴールを設定し、逆算してアプローチする思考力だと思っています。それは、今後の自分自身の人生設計にもつながっていくことなので、ぜひプログラミングを通じて思考力を身につけ、強い人間になっていってほしいと思っています。