塾・スクール(子供向け)
子どもたちが自主性をもって自分で勉強できるようになって欲しい。
2025.05.13

コードアドベンチャー
合同会社ドリーマーズギルド代表社員 宮城島崇之(左)、沼津校 教室長 加藤貴明(右) ※今回は加藤様にお話を伺いました
2025年4月検定において1回の検定で72名受験という、非常に大人数の受験をしていただいたのですが、その理由について教えていただけますでしょうか。
プロ検を知ったのは昨年の夏前です。プロ検は毎月実施されていますが、当教室では1度に4月に実施することにしました。今回は1回目に受かった生徒が次のレベルに挑戦したのと、前回受験した生徒を見ていた他の子も「なにこれ?」という形で興味をもってくれたので今回これだけの人数になったのだと思います。
これだけの人数を受験いただくにあたっては大変なこともあったのではないですか?
実は何人受験させよう、という目標は無かったのですが、良いものだと思ったので、生徒に勧めていきました。実際コードアドベンチャーのカリキュラムとプロ検が非常に合っていたので、「ウチの授業だとここまで終わってるから受けてみない?」という形で無理なく勧められました。
また保護者様にも積極的にお声がけしました。英検や漢検と同じで外部の試験を受験することで「勉強したことがきちんと身についた証明になるのでチャレンジしませんか?」という形でお声がけました。結果、保護者様から生徒へ「受けてみない?」というように背中を押していただけたので、生徒、保護者様両方にお声がけしたのが良かったと思います。
プロ検の受験を決めていただいた後の生徒さん、保護者様の反応はどうでしたか?
最初はプロ検のことをご存じなかった保護者様も説明させていただくと前向きになってくださいます。またいつも通っている教室で受験できるのも便利だとおっしゃっていただけました。
生徒からネガティブな反応は無いです。「合格すると賞状がもらえるよ」ということを強めに伝えていたので、「絶対合格して賞状もらいたいから勉強頑張る!」という子が多かったですね。
受験によって生徒さんや保護者さんからの反応はありましたか?
今までざっくりプログラミングスクールに通わせていたところにメリハリがついたと感じてくださったようです。これまで公式な試験を受けたことが無い生徒も多かったので、初めて集中して勉強、受験して、成績表・合格証書をもらうとやはり保護者様もお子様の成長を喜んでくださいますね。
生徒については満点取れる子はそこまで多くないですが、やはり満点を取るとすごく喜びますし、合格したけれど満点じゃなかった子は「悔しいから次のレベルは満点取る!」と言って普段の授業も頑張ってくれる子も多く、学びへの意欲は高まっています。
受験によって教室での変化はありましたか?
普段の授業は「楽しい」が中心ですが、プロ検となると試験ですし対策講座もかっちりしているので子どもたちに少し負荷がかかるのは確かです。ただその分受験が終わった後は普段の授業が今まで以上に楽しくできるということがあるようです。またプロ検は一つの目標として捉えられるようになるので普段の授業もより頑張れるようですね。とてもよいスパイスになっています。
コードアドベンチャーさんではマイクラを使った学習をされていると思いますが、プロ検との相性はいかがでしょうか。
コードアドベンチャーではMakeCode Arcadeを使っていて、プロ検のビジュアル言語とブロックがほとんど一緒なので、とても相性は良いと思います。
コードアドベンチャーの指導で意識していることはありますか?
生徒の自主性を育てることを意識しています。コードアドベンチャーの授業ではマイクラを進めていく中で「指示」や「ヒント」が出てくるので、基本的に生徒1人で完結するようになっています。それでも最初はどうしても最初はどうしても良いかわからない生徒がいるのですが、そういう子に対して「こういう時は前の動画を見るんだよ。どうしてもわからなかったら先生に聞いてね」と促すことで自分での授業を進められるようになっていきます。
コードアドベンチャーを通して子どもたちにどのような力を付けて欲しいですか?
先ほどと重複しますが、生徒が自主性をもって自分で勉強を進められるような力をつけてですね。実際に他の習い事だとなかなか続かなかったようなお子さんも、コードアドベンチャーでは1時間しっかり勉強できるようになるので、「自分で勉強する力がついた」というところは保護者様にも感じていただけている思います。
プロ検へのご期待や、ご意見があればお願いいたします
対策講座の問題にもう少しバリエーションが欲しいですね。私たちの教室ではプロ検の対策講座の問題を概念ごとに抽出して練習しています。本番の受験の1か月前から4週に渡ってプロ検の対策に取り組んでいて、8割解けるようになるまでやっています(本番が6割で合格なので)。私たちの教室では受けると決めたからにはいくらでも練習してほしい、という保護者様が多いですね
最後に、プログラミングを学ぶ子どもたちにメッセージをお願いします
プログラミングはこれから全ての業種で基礎になる思います。何をするにしてもプログラミングやプログラミング的思考は必要になると思います。ちゃんとしたプログラミングを組める必要は無いと思いますが、ビジュアル言語でも「概念」を知っていることは大事だと思いますので、楽しんで取り組んでもらえると良いと思います。