2022.06.06

プログラミング能力検定協会、プログラミングの学習・教授・評価のための
共通参照枠CFRPを公開

 総合教育企業の株式会社スプリックス(本部:東京都豊島区/代表取締役社長:常石博之、以下スプリックス)が運営する、プログラミング能力検定協会(東京都豊島区、代表 飯坂正樹)は、これまで定量的な評価が難しかったプログラミング能力について、プログラミング言語に寄らず、学習・教授・評価するための共通参照枠「Common Framework of Reference for Programming Skills(以下、CFRP)」を2022年6月6日(月)に公開いたしました。

■CFRPを策定するに至った背景
 小学校、中学校でのプログラミング教育の必修化に続き、2022年4月からは高等学校にて「情報Ⅰ」が必修化されるなど、いよいよプログラミングは一般教養として身につけるべき知識・技能として位置づけられるようになりました。また、2024年度の大学入学共通テストにおいても「情報」が必須科目として追加され、今後社会で活躍するためには、プログラミングの知識が必要不可欠な能力となってきます。
 一方で、これまでのプログラミング教育の歴史を見ると、公教育現場においては、指導者そのものが不足しているほか、民間の教育機関においても目標設定や成果の証明の難しさから、プログラミングの学習者の意欲が継続しないという課題があります。こういった状況においては、限られた期間内でのプログラミング必修化という流れに社会全体がシフトすることは容易でないことは明らかです。

 そういった中、プログラミング能力検定協会では2020年12月より、小学生~高校生を主な対象にプログラミング能力の基礎知識を測る「プログラミング能力検定」を開発、運営しており、2022年6月現在、全国2,000を超える民間教育機関、及び学校にて複数回の検定を実施してまいりました。このように、プログラミング教育において第一線を走り、研究をつづけてきたノウハウと実践知をもとに、より一層プログラミング教育の発展に貢献すべく、CFRPを策定するに至りました。

■CFRPの詳細
 この度公開したCFRPは実際の教育現場での学習者の状況や、検定実施によって培った作問・評価のノウハウから、汎用的かつ詳細な形でプログラミングの基礎知識を概念としてまとめ、その習得度を3つの段階(簡単な処理のプログラムを作成可能、複雑な処理のプログラムを作成可能、実用性の高いプログラムを作成可能)及び6つのレベルとして定義しています。また6つのレベルはさらに詳細な60以上のプログラミング概念※に分解することができ、具体的にどのような知識が必要であるかを詳細に定義しています。これにより、教育者あるいは教材の作成者は学習者の個々の習熟度に合わせた効果的な指導や評価が可能となり、限られた時間の中で最大限の教育効果を実現することができます。
 また学習者は、自身のプログラミング能力を客観的かつ詳細に把握した上で明確な目標を設定することができるため、これまで以上に効果的な学習体験を得ることが可能になるほか、大学入学共通テスト受験において習得すべきレベルが把握できるなど、受験対策にもご活用いただけます。
※プログラミング概念詳細については下記URLよりご覧いただけます
https://programming-sc.com/wp-content/themes/programming_sc_theme/docs/CFRP_detail.pdf

 今後もプログラミング能力検定協会は、CFRPをベースとして「情報Ⅰ」をはじめとした学校でのプログラミングの学習内容及び評価、民間教育機関での指導内容・教材、大学入学共通テストに向けた効果的な学習方法について分析・提案を行ってまいります。またCFRPを国内に限らず、グローバルレベルで共通の評価指標となるべく働きかけを行い、世界中のプログラミング学習者が国や地域を超えてそのプログラミング能力を平等に評価され、人生の選択肢を広げられるよう、貢献すべく邁進してまいります。

 プログラミング能力検定協会では、公教育機関、民間教育機関問わず、実証にご協力いただける団体を募集しております。下記よりお問い合わせください。

<お問合せ先>
プログラミング能力検定協会
メールでのお問い合わせ:info@programming-sc.com
お電話でのお問い合わせ:03-6912-8202

■プログラミング能力検定(プロ検)概要
 2020年12月にスタートしたプロ検は、主旨にご賛同いただいたプログラミングスクール、学習塾、パソコン教室、学校、学童など、多様な教育機関にて実施されており、子ども達のプログラミング学習への意欲喚起や学習継続のきっかけとして、また、受検者や教育者が個人のプログラミング能力・技能を可視化した上で、効果的な学習・指導に繋げることができるツールとして活用されています。
 現在、プロ検はビジュアル言語版、テキスト言語版(JavaScript)のどちらにも対応しており、様々なレベルの方に受検いただけます。2022年内にはPythonによる受検も可能となる予定で、さらに多くの方がご自身のプログラミング能力を測定・把握できるようになります。
<CFRPとプログラミング能力検定(プロ検)について>
 プログラミング能力検定協会が提供するプロ検はCFRPに準拠しております。プロ検を受検いただくことで、CFRPに沿い現状のプログラミング能力値を測定・把握することが可能です。

CFRP プロ検テキスト言語版 プロ検ビジュアル言語版
レベル 段階 レベル レベル
6 実用性の高いプログラムを
作成可能
6
5 5
4 複雑な処理のプログラムを
作成可能
4
3 3 4
2 簡単な処理のプログラムを
作成可能
2 3
1 1 2
1

プロ検の導入をご希望のスクール・学校等の方は下記よりお申込みください。
https://programming-sc.com/contact_groupfaq_1/

プロ検公式HP https://programming-sc.com/

プログラミング能力検定公式サイトイメージ

■本件に関する問い合わせ先
会社   :株式会社プログラミング総合研究所
住所   :〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル12F
TEL    :03-6912-8202
eMail  :info@programming-sc.com

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